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光 第一巻
原題:Light (Book One)


[3]

(第一巻)

エホバが其の僕等に示さんとて
イエス・キリストに与えられたる
黙示録

の預言の成就を示す諸事実

[4]

光と生命の根原なる
神エホバ

の御前に此の書を捧ぐ

“願わくは汝の光と汝の真理とを放ち、
我を導きてその聖き山とその帷幄とに

行かしめ給え”(詩篇四十三篇三節)

[116]

第五章 神の組織制度 編集

(黙示録八、九章)

‎[127] ‎

決議 編集

(一九二二年九月十日、米国オハヨー州シイダーポイントに参集せる万‎国聖書研究会の会議に於て可決されたり)。‎

本会議に参列せる万国聖書研究者は此の音信を全地諸国に伝達するを以て己が責務たり、‎又特権たりと思惟す。‎

我等の主なる救い主イエス・キリストの追随し、服従すべく献身せるクリスチャンの団体として我等は、戦争、革命、無政府的行動其の他如何なる暴力行為に参与するを拒絶すると共に、亦神の言を邪伝し、其の他之と類似の行為によって民衆の上に欺瞞行為を用うるに絶対反対す。我等は民衆の上に平和、自由、幸福、生命など諸々の祝福の到来するを衷心より熱望すると同時に、我等は之等祝福の実現は唯キリストの統治を通じてのみ可能なるを確信する者なり。‎

神の言の光輝と、特に成就せる預言の実証に基きて、我等は現下の情勢を示す実証として左の如き生命を為す。‎

‎(一)地上の支配者等は、世界大戦は民主々義の為に世界を安定するものなりと傲語せるも皆虚偽なる事瞭かとなれり。‎

‎(二)パリ、ロンドン、ゼノア及びヘーグに於て開催されたる各種国際会議は各国の資本家及び政治家の協賛を得、又全地各派教会制度の教職者より証人を得たるに拘らず、其の開催の目的なる地上平和の到来を期するに悉く失敗せり。‎

‎(三)主が今日此のときに於て必ず斯くあるべしと預言し置かれたる如く、全地諸国は何れも苦難と困惑の裡に在り、社会と政治の諸機関は全壊を以て脅かされつ全壊を以て脅かされつつあり。此の事実を目睹[1]し、又平和と幸福を樹立するに己が全く無能なるを自認せる政治指導者等は、各派教会制度に救いを求めて、現下の艱難より世界を救わん事を要請しつつあり。‎

‎[128]‎

‎(四)全地諸国民の希望する処は彼等が平和の裡に生命と自由と幸福とを享楽せんとするに在り。‎

‎(五)一般民衆は之等の希望を彼等の上に実現すべしとの口実の下に開催されたる諸種の国際会議や、国際連盟及び之と類似の協約等によって邪導せられたり。‎

此の故に我等は今、全地諸国と其の主権者、指導者、各派教会の教職者、其の追随者と仲間、大資本家と大政治家等に対し、彼等が地上に平和を建設し、民衆に幸福を到来せしむるの能力あるを立証せん事を要求す。而して若し彼等が之を為さざる場合、彼等は宜しく我等が今、主の為の証者として提示せんとする証言に耳を傾け、我等の提示する証言の真否を自ら判別せん事を要請す。‎

我等は神の言と、神がキリスト・イエスを通じて示し置かれし地上人類に対する聖旨に信頼して、左の証言を提示す、即ち、‎

‎(一)一九一四年に世界大戦が勃発し、それに引き続きて世界各処に飢饉、疫病、革命が発生せるは主によって預言し置かれたる処と完全に一致せり。‎

‎(二)一九一四年は此の古き世の公式に終結せる時にして、其の時正当の王キリストは王としての権威をご自身に帯び給えり。‎

‎(三)主イエス・キリストは人間の肉眼には見えずと雖も既に臨在され、その弟子に、到来を祈れと示し置かれし御国建設の準備に着手し給えり。‎

‎(四)永らくの間此の世の神たりしサタンは、政治家、資本家及び教職者を欺きて、国際協約による彼等の一致的努力によりて、全地諸国の望む処を到来せしむべしと誤信せしめたり。‎

‎(五)現在此の世の組織制度の全部はサタンの帝国即ち組織制度の見ゆる部分を形成す。‎而して之は栄光の君の進軍の前に崩壊せざるべからず。‎

‎(六)諸種の国際会議と、その結果なる国際的諸協約、国際連盟及び之と類似の諸協約の全部は必ず失敗せざるべからず、何故なれば神は然かく決定し置かれたるが故なり。‎

‎(七)各派教会制度の教職者、指導者及び彼等の仲間が地上に秩序を樹立して平和と幸福とを到来せしめんとの努力の悉く失敗せざるべからず、何故なれば彼等はメシヤの御国の如何なる部分にも絶対無関係なるが故なり。‎

‎[129]‎

‎(八)之と反対に世界大戦の期間を通じ、是等各派教会制度の教職者は大資本家及び政治家と結託し、世界大戦の拡大に努めて主イエス・キリストに対する不信を表明し、民衆を塹壕に遣るために説教し、冒涜不遜にも虚言を以て民衆を欺き、人々が戦場に其の生命を失うときに、彼等はイエス・キリストの代償の一部に算えらるべしと称えたり。‎

‎(九)彼等教職者は更に進んで主とその御国とを拒絶し、自らサタンの組織制度に加盟し‎て、国際連盟は神の国の地上における政治的顕現なりと公言する事によりて彼等の不忠不信を表示したるが、此の声明はイエスと使徒達の教示に絶対背反逆行するものなり。‎

‎(十)我等は更に進んで証言し、今日は即ちサタンの帝国の見ゆると見えざるの両部分に‎対する神エホバの刑罰の日なる事を宣明す。‎

‎(十一)旧世界と其の秩序の再建は最早絶望なり。神がキリスト・イエスを通じて其の御‎国を建設し給う時は到来せり。而して其の正当の統治の前に進んで服従せざる諸権と諸国の全部は破却さるべし。‎

‎(十二)若し政治家が忠実に民衆を代表し、大資本家が民衆を搾取するを止め、教職者が神の聖旨に関する真理を忠実に民衆に語り告げ、而して民衆が争闘を中止するならば、メシヤの御国は之れ以上の艱難を全地に到来せしむる事なくして建設さるべきも、然し以上の諸点をなさざるならば更に大なる艱難は近き将来に必ず到来すべし。‎

‎(十三)此の理由に基きて、キリスト・イエスの示されし如く空前絶後の大艱難は今や全‎地諸国の上に望まんとしつつありて、諸国の支配者等は此の事実を明瞭に看取し居れり。‎

然れど我等はメシヤの御国のみが人類の疾患の全部に対する唯一救済策にして、之れは全地に平和を到来せしめ、人々に恵みを与え、諸国諸民の希望を実現するものなる事を確信す。既に開始されたる此の統治に喜び進んで服従する者は永久の平和、自由、生命及び無限の幸福を以て祝福さるべし。‎

此の理由に基きて、我等は神の言なる聖書中に示されある神の福音を地上民衆に齎らし‎[2]、平和と永久の救いを全地に宣布す。[130]人類の救い主なる栄光の王は人間の肉眼に見えずと雖も既に其の統治を開始し給えり。サタンの支配下に在りし旧世界は公式に集結し、今、建設されつつある義の永遠の御国の前に道を開くべく旧世界は頓て粉砕せらるべし。此の義の御国の律法に聴きて服従する者は永久に生存して決して死せざるべく、我等は義を愛し、悪を憎む諸国、諸民、諸族、諸音に対し、彼等がエホバを以て唯一の真の神たる事と、其の愛子イエス・キリストが諸王の王、諸主の主に在す事を認容せん事を勧告す。‎

[132]

然る後に、第二の天使がラッパを吹いた。神の民は一九二三年(大正十二年)八月廿五日、米国カリホルニヤ州ロスアンゼルス市にて大会議を開催し、「警告」と名づけられたる一決議を可決した。

[134]

決議 編集

我等万国聖書研究者は、本大会に於て再び在天の父なるエホバ神及び、エホバ神の愛子にして我等の贖い主にして又我等の主なるキリスト・イエスに対する絶対の信仰と、神の言にして人類をして神の導きの下に義を学ばしむる目的を以て人類に与えられたる聖書に絶対の確信を有する事を宣言す。

主イエスの追随者として真実にして忠信なる主の証者たらんとする我等は、平和と秩序とを愛好する万国の民衆に対し、現在此の全世界に実在する惨憺悲痛なる状態を指摘するとともに、更らに進んで正に顕われんとするメシヤ王国のみが民族的にも又個人的にも現在する此の疾患に対する唯一救済方法なる事を指示するは之れ我等の特権たり、義務たりと確信す。

我等はイエス・キリストが此の地上に於て彼御自身を代表せしむべき真の教会を潔めて組織されし事を宣言するとともに、かの利己的野心家達が神より受くる栄よりも人間より受くる地上の栄誉を欲し、偽教理教義を製造し、以って神に対する真の信仰を破却し、神の言を誤り、其の結果として現在の諸宗諸派の教会中に於て二種の大別されたる基督教徒を生育せしめたる事実を指示するものなり。

其の一 は聖書を神の言と信ぜず、人類の堕落とイエス・キリストに依る贖いの真理を拒絶否定し、其の地上的勢力と財力とを以って諸宗諸派の教会を自由に支配する資本家、政治家に共鳴し、以って自己の勢力を保持しつつある教職者及び彼等の間の諸有力者にして、

[135]

其の二 はクリスチャンと称し、基礎的教理即ち聖書は神の聖霊に導かれたる神の言なりと信じ、主キリスト・イエスは人類を罪と死より贖い出さんが為めに此の地上に来られし事を信じ、主イエスは全人類に対する贖いの価たる可く其の生命を与えられし事を信じ、主イエスは死より復活後昇天され、而して其の約束せられたる如く其の天国建設の為めに再臨さるる事を信じつつある多数の人々なり。

第一に属する人々は只自己を愛し、強欲、高慢、妄想、邪悪、凶暴、善人を軽侮し、強情、自負、偽善の仮面下に悪を働く虚言の徒にして、忠実にイエス・キリストを代表せんとする人々を態と曲解し迫害を加うる徒なり。(テモテ後書三章一-五節。マタイ伝廿四章九節。マコ伝十三章九節)。彼等は主イエスの代表者なりと自称し乍ら、以下の諸事実の如く主を誤り伝えつつあり。

一、 彼等は神の言を捨てて人類の堕落を否定し、其の血に依って全人類を贖い救いし主イエスの贖いの唯一真理を拒絶す。(ユダ書四節。)

二、彼等はキリスト教信者という名目を悪用して自己の汚れと不義を隠蔽し、他の者を欺かんが為めにクリスチャンの仮面下に政治的権力と金権に共鳴合同して霊的姦淫罪を犯しつつあり。(エレミヤ記二章廿一-廿四節。黙示録十八章三節)。

三、彼等は『平和の君』の代表者なりと自称し乍ら戦争を是認して聖化し、公然と奨励、鼓舞、後援し、民衆の愛国心を扇動して戦わしむ可く民衆を塹壕に送りて砲火に倒れしめ、地上に寡婦と孤児とを満たし、人類の悲哀と苦痛とを増加せしめたり。(ロマ書十三章九節。マタイ伝廿六章五十二節。ヘブル書十二章十四節。ガラテヤ書六章十節。ルカ伝三章十四節)。

四、彼等は彼等自身の利己的欲望を満たさんが為め、普通学校、専門学校、大学校等の諸学校内に高等批評及び進化論の如き神に対する不敬的教理教義を注入し、民衆を邪路に導き、神の言に依れる真の信仰を破却せしめたり。(エレミヤ記十二章十-十二節。同廿三章十三、十四節。同五章廿五-卅節。同八章九、十一節。同九章八、九節)。

[136]

五、彼等は主イエスと其の使徒達の教を放棄軽侮し、『神に属する』群を散らして地上にエホバの言を聞く事能わざる霊的飢饉を到来せしめ、霊的食物に対する飢渇到来せしめたり。(アモス書八章十一節。詩篇百七篇四、五節。エゼキエル書卅四章四-六節)。

六、彼等は光を悪み、又光を有する者を憎悪せり。(マタイ伝五章十四節)。而して飢え渇けるクリスチャンに食事を与うる事を拒絶して之れを他人扱いになし、病床にある者を見舞う事なく、却って之等の正直にして忠実なるクリスチャンを迫害して牢獄に投げ入れ、平和と秩序を愛好するクリスチャンに暴行を加え、可憐にして無邪気なる人々の血を以って己等の裳裾を汚れ染めしめたり。(エレミヤ記二章卅四節。マタイ伝廿五章四十二、四十三節)。

七、彼等は主の再臨と其の御国建設を教うる主イエス御自身の御言と使徒の教えを拒絶し、其の御国に依って地上の全人類が祝福さるる事実を否認し、却って人間性の教理を捏造して神の教示と欺き、サタンに依って導かれて設立されたる彼の国際連盟を以て人類の救済者と賛美し、之れ即ち此の地上に於ける神の政治的聖旨の顕示なりと偽りて神の聖名を冒涜せり。彼等は挙って主と其の御国に反対して集合協議せるも、エホバは之等の企ての総てが無効に終る可しと宣言され居たり。(詩篇二篇一-十二節。イザヤ書八章九、十節)。

更らに一方、我等は第二の種類に属する人々の中に多数の平和と秩序の愛好者あるを見る。之れ等はカトリック及び諸宗諸派の中に散在し、未だ彼等の誤れる信仰は捨て得ざるも常に憐み深く、其の属する宗派の如何に拘らず常に同じ信仰の道にある者を尊敬し、貧しき者に飲食を与え、裸かなるものに衣せ、病人を見舞い、虚偽の陥奔に陥りて牢獄にある信仰の者を訪いて慰むる人々なり。而して之等は主イエス・キリストの御国と其れにより与えらるる愛と祝福とに希望を有しつつある人々なり。(マタイ伝廿五章卅四-四十節)。

我等は神が其の言を通じて宣言せられたる如く此の地上に於る総ての不躾と、特に現在の悪制度の上に到来せんとする神の復讐の事実を指示す。(イザヤ書卅四章一-四、八節)。我等の肉眼には見得ざる主イエスは既に臨在されて、親しく全地の民を審判されつつあり。旧時代は終結せり。サタンの組織制度は今や粉砕されんとする途上にあり。[137](マタイ伝廿四章七-十四節)。而して好んでサタンの組織制度に参加し、其の不義の諸制度に参加する彼等の全部は悉くエホバの恐る可き刑罰を蒙る可し。而して又主の義しき道を歩みて忠実なる奉仕を主に捧ぐる人々は此の大艱難時を通過して永遠無窮の祝福を受くべし。(ゼパニヤ書二章二、三節。ゼカリヤ書十三章八、九節。詩篇四十一篇一、二節)。キリスト教界に在る此の両種の人々の間には今や明瞭なる一線は画されたり。而して悪を臨む者と、義と主の御国を望む者との相離反する時期は斯くして此処に到来せり。

我等は今之れ等平和と秩序を愛好し、神を畏れ、然かも尚お諸宗諸派の教会を離れ得ざる人々に向って警告す、『汝等は神の言を拒絶し、主イエス・キリストと其の御国を否定する彼等不信背徳の偽クリスチャンと共にある理由絶対になし』。而して我等は之等の人々に対して神の言を学ばん事を勧告し、汚れたる者の間より離れ去らん事を警告す。(コリント後書六章十七節)。之等の人々が主に依りてバビロンと名づけられたる不義の教会制度より離反し出で来るはその目睫の急務にして、然らざれば之等の人々も「彼女」の悪に参ずるものとして「彼女」の受くる大艱難に与る可し。(黙示録十八章四節)。

我等は更らに之れ等の人々に向いてイエス・キリストを王の王、主の主と承認し、全人類の希望にして唯一の救済方法なる其の御国の既に到来せるを認識し、各人が主の味方となるを声明し、神が創世の以前より之れ等善良なる人々の為めに設け備え置かれし神の御国の祝福に与る可き準備を為さん事を勧告す。

[138]

第三のラッパ 編集

神はその天使を用いて、御目的を実行すべく活動せんとの思いを己が民の心の中に置き給うた。一九二四年七月、米国オハヨー州コロンバス市に開催されたる神の民の国際大会議に於て「起訴状」と名付けられたる一決議が可決され、それに伴うてなされたる「文明の崩壊」と題する演説と共に印刷にされて、その数千万枚が全地に広く散布され、更に続いて多数の講演者によって各処に世界的に大宣明がなされた。

[139]

「起訴状」 編集

本会議に列席せる万国聖書研究者は今、既に臨在して其の御国を建設されつつあるキリストに無条件の服従をなす事を声明す。

我等は神の膏そそぎ給いし子は皆キリストの全権大使として、其の御国の為に証言をなすべき責務を有する者なるを確信す。己が義を求めざる我等は、唯キリストの全権大使として神が我等に「神の刑罰の日を宣明し、悲しむ者を慰むる」任務を神より受けし事を確信す。(イザヤ書六十一章二節)。

我等は永らくの間に亘り民衆を真理の前に盲目ならしめ、其の欲する平和と希望を民衆より奪取し居たりし悪しき組織制度に対して神の怒の顕示さるる予定の時の到来せるを確信す。その為に我等は今神の聖書に基きて、人類救済の為に備えられある神の救済方法を指示し、民衆をして真理を知らしむるの目的を以て本気訴状を提出する。

我等は、サタンが其の害悪を以て、人類に生命、自由、幸福等の祝福を与えんとの神の御目的より人々を盲目ならしむるの目的の為に一大共謀行為を為しつつあるを告発すると共に、不信背徳のキリスト教教職者、良心なき暴利証人及び無法の政治家が、その自ら意識すると否とに拘らず此の共謀行為に参加せる事実を告発す。

不信背徳の教職者は諸種の教会制度を組織し、法王、枢機員、司教、神学博士、牧師等種々の階級と称号を設け、己を其の階位に自選して「教職者階級」を作り、進んで商業的巨人、職業的政治家に接近して彼等を己が群の長となせり。

我等は、教職者階級がサタンの誘惑手中に陥り、神の御言に逆行して上記共謀行為に参加せるのみならず、更に左の如き悪徳行為を公行しつつある事を告発す、即ち、

[140]

(一)彼等は己が地位を弄び、その精神的権力を利用して自らを高く挙げ、神の真理の言を以て民衆を養う事を怠り、又之をなすを拒絶す。

(二)彼等は此の世の栄を愛し、人々の前に己を光らし、人々の承認を受けん事を節に望み、(ルカ伝四章八節。ヤコブ書四章四節。ヨハネ第一書二章十五節)、豪華なる服装を着し、宝石を以て身を飾り、神の言と其の力とを拒絶しつつ尚お敬虔を装いて集合す。

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第四のラッパ 編集

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神は第四の天使に命じてラッパを吹かしむるとともに、神の組織制度の成員として地上に在るその民に命じて、発しられたる此の音信を全世界に広く宣布せしめ給う。一九二五年(大正十四年)八月、神の民は米国インデアナポリス市に国際大会を開き、「希望の福音」と題する一決議文を満場一致を以て通過し、ラジオを以て広く放送されたる講演「民衆の旗印」と共に之を印刷に附して、其の数千万枚を各国語に訳して全世界に撒布した。

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[148]

Lt-1 j 148

[149]

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ヨベル 編集

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証言 編集

全地の主権者達に与う

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第六のラッパ 編集

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決議 編集

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キリスト教国の民衆に与う、

万国聖書研究者大会に参集せる研究者一同より敬意を表す。

我等はクリスチャンとして、又エホバの聖名の証者として以下吾人の死活に関する十台事実の上に、諸君の注意を喚起するを以て、我等の特権にして、又義務なりと思考す。

(第一) 神は凡ての諸国の民衆を一の血より創造して地の上に住まあしめ、凡ての民に平等の権を賜いたり。彼に一の国民は他の国民を相手にして戦争をなすべき如何なる理由も口実も有するに非ず。

(第二) 地上の先進諸国は、彼らがキリスト教的の国家にして、彼等の連合したるものがいわゆる「キリスト国」即ち「組織されたるキリスト教制度」を構成するものなりと主張し居れり。之等の国民を以てキリスト教国民なりとする主張に対しての主なる責任者は各派教会制度の教職者なり。彼等は己を呼ぶにキリストの名を用うると雖も、事実に於て彼等はキリストを否定す。彼等教職者が之等諸国を以てキリスト教国なりと主張する目的は、之等諸国が軍国的にして、暴戻なるに拘らず、尚且つ之等諸国が、地上に於て神及びそのキリストの代表者なりと民衆をして信ぜしめん為なり。 [180]

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[190]

第六章 過渡期間 編集

(黙示録第十、十一章)

[243]

第七のラッパ 編集

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[244]

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エホバを尊び、サタンを排する宣言 編集

本国際大会に列席せる聖書研究者は宣言してサタンの悪制度に反対し、エホバに忠誠なる己が態度を表明すると共に更に進んで特に左記真理の宣明を為す。

[247]

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第一 地上の人類は政府制度の形式下に編成され、肉眼に見えざる支配者の下に統率されて此の世を形成す。

第二 エホバは唯一真の全能の神に在して正当なる全権威の唯一根源に在す、エホバは永遠の王、義と智、愛と力の神に在して全被造物に対する真の友なる祝福者に在す。

第三 エホバは其の子ルシファーを任じて地上人間の監督者たらしめ給いしに、彼ルシファーは不忠信者となり、エホバに反逆して人間を義しき道より堕落せしめたり。此の反逆以後彼ルシファーは竜、老蛇、サタン及び悪魔の四名称をもって呼ばるるに至り、地上人類の間に残虐なる争闘、悪辣なる殺人、極悪の諸犯罪其他諸種の破壊的行為を満たしむるに至れり。今日に至るまでエホバはサタンが其の力を人間の上に行使するを差止めず、之により全人類をして悪行為の齎す有害なる結果を自覚せしむるの方法を執り給えり。此の故に過去数十世紀の長きに渉りて、サタンは此の世を支配する処の肉眼に見えざる支配者たりし者にして、絶えず神エホバの聖名を汚涜し、地上人類に甚大なる害毒を与えたるなり。

第四 エホバはその御予定の時至るに及びてサタンを制縛すると共に地上に正義の一政府を設立し、全人類に対し、幸福の状態に於て永久の聖名を獲得するの好機会を与うべしとの御約束をなし給えり。此の理由に基きてエホバは其の愛子イエスに脂を注ぎて、全人類に対する贖い主たらしめ、全地の肉眼に見えざる支配者となり給えり。

第五 エホバの予定の時は遂に到来して、全被造物の中にエホバの聖名を潔め、その諸々の御約束を成就なし給う時に達したり。キリスト・イエスはエホバの代理執行者たる高き宝座を占められ、全地に向いて、誰が神なるか、地上全人類の支配者は誰なるかを問い給う時は遂に到れり。

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第六 サタンは全人類の上に有する己が支配の権を快く神エホバに返還する事をせず、此の故に万軍のエホバは其の代理執行者たるキリスト・イエスと共にサタンと彼の悪しき全軍に挑戦して其の軍を進め給う。爾後我等の威声は「エホバの剣とその受膏者の剣」なるべし。ハルマゲドンの大戦は間もなく開始され、其の結果はサタンの制縛と彼の悪組織制度の崩壊全滅に終るべし。[248] 而してエホバは地上の新しき支配者なるキリストを通じて、全地に正愛を樹立し、全人類を悪より解放して彼等の上に永久の祝福を齎らさるべし。

第七 此の故に正義を愛好する者の全部がエホバの味方に馳せ参ずるの時は到来せり。正義の愛好者はエホバに服従し、純心を以てエホバに奉仕し、エホバが彼等の為に備え置かるる無限の祝福に与る事を得んとするなり。

脚注 編集

  1. 編集者注:目睹。「もくと」と読む?
  2. 編集者注:もたらし