Watchtower Classic Library
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[塔1952 6/15 190]

読者よりの質問[]

質問……イエスは、彼の幼少時代に救世主になるということと、地上に来る前は霊者として、すなわちロゴスとして存在してたことを既に知ってたでしょうか?

答……「主の使夢に現われて言う『ダビデの子ヨセフよ、妻マリヤを納るる事を恐るな。その胎に宿る者は聖霊によるなりかれ子を生まん、汝その名をイエスと名づくべし。己が民をその罪より救い給う故なり』」(マタイ一ノ廿ノ廿二)その事からヨセフはイエスが神の子であって人類を救う方となられることを知って居た筈である。

御使ガブリエルはマリヤの許に来て次の様に言って居る。「マリヤよ、懼るな、汝は神の御前に恵を得たり。視よ、なんぢ孕りて男子を生まん、その名をイエスと名づくべし。彼は大ならん、至高者の子と称えられん。また主たつ神これに其の父ダビデの座をあたえ給えば、ヤコブの家を永遠に治めん。その国は終ることなかるべし……聖霊なんぢに臨み、至高者の能力なんぢを被わん。此の故に汝が生むところの聖なる者は、神の子と称えらるべし」(ルカ一ノ三十-三十五)そこでマリヤも、イエスが神の子であるということと、永遠なる御国を統べるべき王であり又救世主であることを知ってる筈である。然しながら、マリヤは、他のユダヤ人と同じ様に、之の御国は地的なものであると思って居た。

[編集者注:まだ続きがあります。追加してください。]

English:W1952 1/1 Questions From Readers
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