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これらの異邦人の時の始まりは、明らかに聖句によっていつかを定めることができる。それで、もしそれらの聖句が、定められた期間、あるいは異邦人に支配を許した期間の長さをも示しているなら、我々はいつそれが終わるのかを確かに知ることができる。聖書は、成就することになっているこの定められた期間を示している。しかしそれは、書かれた当時には理解できない仕方で、また、時の経過と歴史の出来事がその上に光を落とすまでは理解できない仕方で、そしてそのときになったとしても、見張っており、この世界の気苦労に没入し過ぎない人々によってのみ理解できるような仕方で示されているのである。

聖書の証拠は、「異邦人の時」が、西暦前606年から西暦1914年までを含む2,520年の期間であることを明らかにし、強調している。この異邦人政府に世界的な領地が貸し出された期間は、既に我々が見てきたようにネブカドネザルから-その統治の初めではなく、主の予型的な王国が過ぎ去り、世界全体の領地が異邦人の手中に陥った時から-始まった。異邦人の時の始まりの日付は、したがって、神の予型的な王国の最後の王、ゼデキヤから王冠が取り除かれた時であると、明確に特徴づけられる。預言者の言葉によれば(エゼキエル 21:25-27)、その王冠はゼデキヤから剥奪され、エルサレムはネブカドネザル軍によって包囲され、荒廃状態に置かれてキュロスの第一年の回復まで70年放置された。(歴代第二 36:21-23)それからエルサレムは再建され、捕虜は戻ったが、イスラエルは現代まで一度も別の王を持っていない。キュロスにより、彼らは自分の土地に戻り、個人的自由を再び得たが、国民としては引き続きペルシャ人、ギリシャ人、そしてローマ人に服従した。我々の主の最初の到来があった時には、彼らはその最後のくびきであるローマ人のくびきの下で生活していた。ピラトとヘロデはカエサルの代理となっていた。

これらの事実を鑑みて、我々は異邦人の支配の時の始まりの日付を容易に見出しうる。キュロスの治世の第一年は非常にはっきりと断定されているからだ。非宗教的および宗教的歴史はいずれも異論なくプトレマイオス王名表と合致して、西暦前536年を指し示している。